水耕栽培で無限野菜!

液体肥料ハイポニカを使ったお手軽な水耕栽培を紹介します。

オクラの水耕栽培(完)

前回の記事から3ヶ月ほど間が空いてしまいましたが、この間たくさんのオクラを収穫できました。

現在どうなっているかというと、例年この時期はすでに枯れてしまっているところですが、今年はなんとまだ健在なんです!一番高いもので170cm程に成長しています。

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11月下旬にもかかわらず昼間は20℃を越える日もあるほど暖かいことが理由ですが、夜は1桁代の気温に冷え込むこともあり、花は咲くもののオクラの実は大きくなりません。

オクラは東南アジアでは多年草ですが関東地方で冬を越すことはできないので、寒くなると弱ってしまって実を大きくする力がなくなってきます。

10月半ばまでは食べるために実を収穫していましたが、来年以降も無限にオクラを収穫するため、途中から種を採るために実ができても放置していました。放置すると茶色くなってカラカラに枯れるので、そうなったら種を採取します。

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はい、こんな立派な種が採れました!来年も10株ほど栽培したいので発芽率を考慮しても3本分もあれば十分です。

来年以降も栽培を続けますが、同じことの繰り返しになりますので、スーパーで買った「おくらの新芽」と液体肥料「ハイポニカ」を使ったオクラの水耕栽培はこれにて完とします。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

オクラの水耕栽培(8)

現在、スーパーで買った食べる「オクラの新芽」から作成したオクラの苗をハイポニカ養液で8株ほど水耕栽培しています。当ブログではそのうち2階の南側で育てている一株の成長をレポートしているのですがその一株の花が咲きません(泣)

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正確に言うと写真のとおり蕾がやっと大きくなってきたので咲きそうな気配はあります。原因は苗作りのスタート時期が遅かったことで、一番の成長期にちょうど長引いていた梅雨が重なってしまったからと推察されます。なぜかというと同じ場所で育てている種から育てた方のオクラは梅雨入り時点である程度成長していたので、梅雨の時期から花が咲き始め、現在ほぼ2、3日に1本のペースでコンスタントに収穫できているからです。

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さて今までレポートしていなかったその他の7株の様子を見てみましょう。同じ場所の2株は同様に蕾がやっと出てきた状態です。

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1階の南側の玄関前には5株あります。こちらはすでにいずれかの株でほぼ毎日花が咲き始めました。ちょうど数日前にやっと1本目の収穫ができました。今日時点で4株の花が咲いています。数日後にはこの5株からコンスタントな収穫が見込まれます。

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オクラの水耕栽培(7)

関東地方ですが今年は梅雨明けが遅れています。食べる「おくらの新芽」から作った株は成長していることはしているのですがまだ花が咲きません。育てている8株すべてがそうです。

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根っ子の方は順調に絨毯化が進んでいます。巻いた太い根から放射状に細い根が伸びています。

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一方、種から育てた株の方は1本目のオクラが無事成長しました。最初の1本はすぐ固くなるので早目に収穫です。

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実の大きさは小ぶりですがそれでもスーパーで売っているものよりは大きいですね。ラップに包んでレンジで軽く加熱してからポン酢でいただきました。まだ甘みはありませんが柔らかくて美味しかったです。

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花も次々に咲いて収穫モードに入りました。「おくらの新芽」の方も頑張ってほしいです。種から育てた方も元をたどれば「おくらの新芽」なんですけどね。

ブログを書いている間に2本目も無事収穫できました。大きさは15、6cmほどです。このサイズが今後の収穫目安になります。慣れてくるとオクラを軽く曲げて固さをみて収穫時がわかるようになります。収穫期を逃すと筋っぽくなって固くて食べられなくなりますのでご注意ください。この食べる「おくらの新芽」の丸オクラは、実が大きくなるのに柔らかくて食べごたえがある良い品種を使っていますね。

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空芯菜の水耕栽培(4)

食べる「空芯菜の新芽」のハイポニカ養液を使った水耕栽培ですが、脇芽を伸ばすための摘芯をしてから20日後の様子を見てみましょう。

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かなり葉も茎も成長していますね。ん?葉の葉緑素がところどころ抜けているようです。梅雨で日に当たってないから?と思って葉の裏をよく見てみると・・・小さい点のようなムシが沢山付いてしまっていました(泣)これがハダニってヤツですかね。梅雨のジメジメの時期に風通しの悪い二重窓の間に置いてしまったのがいけなかったようです。

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ちゃんと成長してはいるので水耕栽培自体は成功していると思いますが、ハダニのせいで食べることはできません。仕方なく一旦バッサリとリセット(剪定)して、ハダニに効くスプレー式の殺虫剤を散布しました。

置き場所も風通しの良い屋外に移動しました。果たして無事復活するでしょうか。

オクラの水耕栽培(6)

梅雨の一週間でもオクラはすごい勢いで成長しています。ハイポニカ肥料は偉大ですね。食べる「オクラの新芽」から作成した苗はもはや売られていたときの面影は微塵もありません。種から育てた方のオクラにだいぶ追いついてきました。本葉の枚数も順調に増えています。一番大きな葉は自分の手のひらサイズを超えました。日照時間が少ないにもかかわらず葉は葉緑素たっぷりクログロです。

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葉を成長させる根っ子の方も鋭意増毛・・・ではなく増根中です。最終的には容器の底いっぱいに絨毯化します。

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そして、種から育てた方のオクラです。こちらも手の平超え連発です。ん?根もとに何か白いものが。

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いつの間にか花が咲いていました!撮影時はまだ完全に花びらが開ききっていませんでした。オクラの花は野菜とは思えないほど本当に綺麗ですね!朝咲いて昼頃には萎んでしまうので朝だけのお楽しみです。花を天ぷらにすると美味しいらしいですがまだ試したことはありません。

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根っ子の方はすごいです。すでに絨毯化が始まっています。絨毯化が進むと根っ子だけでオクラが自立します。それにしても美しい根ですね。根だけで写真集を作りたいくらいです笑

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オクラの水耕栽培(5)

オクラの昨日時点の様子です。梅雨の晴れ間のおかげか葉の緑がだいぶ濃くなっていますね。葉のサイズもここまで大きく広がってきました。上にはそれほど成長していないですが。

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爪楊枝と同じくらいの細さだった茎もここまで太くなって安定感が出てきました。これがスーパーで買った食べる「オクラの新芽」だったなんて誰が思うでしょうか。

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根っ子の方はこんな感じで明らかに前回より増えて(伸びて)いますね。ここまでハイポニカ養液はほとんど減っていないので1度も足していません。夏のピーク時は結構なペースで足していく必要がありますが、この時期は放ったらかしで楽ちんです。

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種を蒔いて作った苗の方もこんな感じで順調に成長しています。

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オクラは基本的に丈夫で病気にかかることはまずありませんが、梅雨の時期や夏の終わり頃はアブラムシに要注意です!過去油断していてほとんどの葉の裏がアブラムシだらけになったことがあります。そこまでになるとオクラが栄養不足になってしまい、花が咲かない、つまり、実が収穫できなくなり、最悪枯れてしまいます。そうならないようにちょっと面倒ですが、頻繁にすべての葉の裏をチェックして見つけしだい捕殺しましょう!

空芯菜の水耕栽培(3)

スーパーで買った食べる「空芯菜の新芽」ですが、100均のプラスチック製蓋付きBOXを加工して作った水耕栽培用の容器にセットしてから18日が経過しました。その状態がこちら。室内の明るい窓辺に置いていましたがぐんぐん成長して倒れそうなくらいに伸びていました。かなり上から撮影しないと全体が写りません。

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根っ子の状態はこちら。16本の根が合体してしまうほど劇的に増えています。容器が光を通すので、ハイポニカ養液の栄養分で少し藻が発生していますが気にしません。

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空芯菜の育て方を調べると、上に伸びた芽を摘心して脇芽を伸ばして収穫を繰り返すそうです。せっかくなので長く収穫して食材にしたいので摘心してみました。結構な量、といっても一人分に満たないくらいですが収穫できました。

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空芯菜の料理といえばオイスターソースとにんにくと唐辛子でさっと炒めるのが定番ですが、今回は量が少ないので同じような味付けのガパオ(タイ料理)に混ぜていただきました。シャキシャキしていてとても美味しかったです。摘心した後の茎の切り口を拡大してみるとちゃんと"空芯"になっていますね。

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この状態から脇芽が伸びて収穫できるようになるまでにどのくらいかかるでしょうか。次に収穫できたら定番料理にしてみたいです。