水耕栽培で無限野菜!

液体肥料ハイポニカを使ったお手軽な水耕栽培を紹介します。

オクラの水耕栽培(3)

5/17に「おくらの新芽」をスーパーで購入し、6/5に無事苗化に成功しました。根の様子ですが比べてみると劇的な変化はないものの増えているのがわかります。

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一番の変化は発芽直後で双葉だけだった芽に本葉が生えた点です。本葉1枚だけの芽が多いですが、中には2枚目の本葉が生えた芽もあります。本葉が出たらリハビリが成功した、つまり食材から苗に変化したと判断してよいでしょう。本葉のおかげで太陽の光から栄養を作り出す能力が備わりました。

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何本か枯れてしまいましたが、今回はこれだけ生き残りました。これだけあればオクラが売るほどできることでしょう(たぶん)。今年は本葉の状態がよい10本ほど栽培することにして、残りは強風などのアクシデントで折れてしまった際の予備としてしばらく取っておきます。

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早速準備しておいた容器にセットしていきます。茎が長くすぐ折れてしまうので優しくスポンジに挟んで容器の蓋の上からペットボトルの飲み口部分に根の方から入れてセットします。根を折らないように細心の注意を払います。

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養液については、水耕栽培にはこれ一択と言っても過言ではない協和株式会社さんのハイポニカ液体肥料を使用します。ハイポニカの能力の凄さについては他に譲り、ここではその説明は省略します。近所のホームセンターでは取扱っていないので自分はいつもネットで購入しています。

容器にあらかじめ作っておいたハイポニカ養液を注ぎます。オクラの成育に適した希釈濃度は10リットルの水に対してA液・B液をそれぞれ10ミリリットルずつ入れると経験上ちょうどよいです。オクラは根が完全に水に浸かってもまったく問題ないので、容器をほぼ満タンにします。もちろんエアレーションも必要ありません。

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養液を入れた容器に苗をセットした蓋をかぶせたら完成です。梅雨入り前の強い日差しを一日中浴びると枯れてしまう可能性が高いので、この時期は半日程度の日差しを当てるだけで十分です。

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昨年収穫した種を土に蒔いて作った苗も同じタイミングで水耕栽培にスイッチしてみます。透明な蓋にアルミホイルを被せた方が種から土で育てた方になります。流石にしっかりとした苗ですね。「おくらの新芽」の方が心配になります。

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強風で茎が折れてしまわないようにこのように爪楊枝をスポンジに刺して紐で軽く結んでおくとよいでしょう。この先の成長が楽しみです。

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