水耕栽培で無限野菜!

液体肥料ハイポニカを使ったお手軽な水耕栽培を紹介します。

オクラの水耕栽培(1)

これまで野菜や観葉植物などたくさんの水耕栽培にチャレンジしてきました。その中で水耕栽培に向き・不向きな植物があることがわかってきました。

そこで、エアレーションなど特別な装置が必要なく、費用もほとんどかからないお手軽簡単な野菜を紹介したいと思います。それは、圧倒的に「オ・ク・ラ」です!

なぜオクラなのか。その理由はこれから徐々に明らかに!?基本的に液体肥料水を切らさないようにして日なたに置いておくだけで木のようなオクラが育ち、ピーク時には巨大なオクラがほぼ毎日収穫できるようになります。さらに毎年秋に種を採っておけば翌年以降も無限にオクラが食べられます(当ブログタイトルの所以)。

それでは、まずはじめにオクラの苗を入手してみましょう。あれ?今ホームセンターを思い浮かべましたか?回れ右で今すぐ近所のスーパーの野菜コーナーに向かってください。そしてこれを買いましょう。自分の近所では99円で売っていました。それがこちら。

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株式会社サラダコスモさんから発売のその名も"ねばねば健康野菜「おくらの新芽」(岐阜県産)"です。生産者は有限会社中津川サラダ農園さんとのこと。

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これを使ってオクラを無限に育てていきます。もちろんホームセンターの苗でも種から土で発芽させた苗でも問題なく水耕栽培できますのでご安心を。

無事入手できたら中身を取り出します。ヒョロヒョロもやしみたいに徒長していて不安になりますが大丈夫です。根が複雑に絡まっているのでこの状態から根を傷めないよう慎重にほぐして1本1本バラバラにしていきます。

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うまく絡まった根をほぐすことができるとこのように根を折らずに新芽を取り出すことができます。

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水耕栽培を始める前に枯れてしまうこともあるので、育てたい本数の倍くらい集めたらよいでしょう。集めた新芽はすぐに水を入れた容器に根を折らないようそっと移します。そして直射日光が当たらない明るい窓辺に2週間くらい置いておきます。ここで新しい根と本葉が出て元気になるのを待ちます。元々スーパーの売場で冷蔵されていたものなのでいきなり日光に当てたりすると急激な環境変化で枯れてしまいますので焦りは禁物です。

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ところで残った芽はどうしたかって?もちろんサラダにしておいしくいただきました♪